国家のリーダーの給与水準。

一億円以上の給与をもらっている上場企業の役員たちの氏名と金額が公表されるようになり、話題になっていますが、雑誌Economist におもしろい記事がでています。
首相や大統領たちの年収が、その国の一人当たりGDPの何倍あるかをグラフにしたものです。ケニヤのリーダーは別にして、一番に来たのがシンガポールの首相で、一人あたりGDPの40倍を越える、218万ドル、約2億円(!)の年収です。
日本の首相は、27万ドルで一人あたりGDPの10倍以下。
ボクは、日本の首相の給料は低いかなと思っています。日経平均2万円達成なんてことを実現してくれたなら、特別ボーナス20億円でも日本全体の経済と福祉から見ると、安いものです。夢ある社会の実現は、まず経済を良くすること。バブルの時期は、それがはかない、底の浅い夢だったとしても、いまよりかは夢があったかもしれません。

Economist 記事