大学に期待するもの

日経新聞朝刊に、東京経済大学が半7段の広告を出している。広告には以下のようなメッセージがあった。

「この春、東経大に入学した新入生に、アンケート調査を実施しました(n=747)。教育品質に関わる項目が、1位から4位までを占めました。」とあって、なにを聞いたかと言うと、「東京経済大学を受験する際、『魅力を感じたもの』のランキング。

1位 資格取得への支援(88.1%)

2位 就職への支援(84.8%)

3位 就職率(77.3%)

4位 教育の内容(74.3%)

僕らのように資格試験を生業としている会社にとっては、どちらかというと、ありがたいお話。でも、このアンケート結果をどのように考えるのか、きっと意見が分かれるのではないか?

少子化の影響で学校経営はもう後戻りのない変化を迎えている。(後戻りのないというのは、具体的には、勝者と敗者が明確に分かれ、倒産あるいは統合されていくということ)。少子化の影響を一番早く、もっとも強烈に受けているのが学校だと思う。