新党を作ってもらいたいと思っている人。
posted at 2010.04.22
このごろ、新党設立ブームで、昨夜は舛添さんも新党設立を発表されています。坂本龍馬になりたいという方は多いようなのですが、みなさん、「私心」が透けて見える方が多いので、どうもいまひとつ心が躍りません。坂本龍馬だって、司馬遼太郎のおかげでひとつのイメージが出来上がっていますが、「風のようにさわやかな男」だったのかどうか、真実はよくわからない。まあ、それでも龍馬はいいなと思ったりもしています。
で、僕はこの先生に新党を立ち上げてもらえればいいなと、まったく実現性ゼロのことを考えています。
90年代の前半から養老先生のファンで、本はかなり読みましたし、講演を一度お聞きしたこともあります(90年代半ば、先生が今のようなマスコミデビューを果たされる前後)。一昨年は偶然、小社のオフィスが入っている新東京ビルあたりで、よれよれのコート姿を拝見したこともあります。
養老先生なんて、虫取りの時間の方がずっと大切で、政治にはあまり期待もされていないし、興味もお持ちではないと思うのですが、この程度の「常識」を基本理念にした政治を行ってもらわないと、本質的な社会改革(とまで言わなかったとしても改善)はできないし、本当の意味で一人ひとりの生活もよくならないと思っています。スローガンと言っても、投票する人に対しての期待というか、要求だから、投票する側に受けるかわかりませんが。きっとそんな理念を掲げる政党からは誰も当選しないでしょうね。
党首は養老先生で、副党首は鈴木孝夫先生(慶応文学部の名誉教授で、野鳥のファン)ですかね。鈴木先生は本格的なエコロジストだから、これまで以上に、本が読まれてもいいと思うんだけど。
→「甘ったれるな!中年」
カテゴリー:時事問題