先週サンフランシスコで

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先週サンフランシスコで撮った写真。バス移動と自転車移動を組み合わせることができます。自転車が市民権を得ている証明。

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同じくサンフランシスコ。会議があったホテルのすぐそばで。ホームレスの人も、荷を軽くするために、スーパーのカートを利用。丸の内ではホームレスがキャリア付きのかばんで移動しているのをよく見ますが、スーパーのカートはまだ見たことはありません。

本気ですか?

経済産業省がこんな試みを始めています。今のところ、あまり投稿がないようです。本気でやるのなら、期間限定でなく、永続的にトライしてください。

電子経済産業省アイデアボックス

うれしい知らせ

以前うちの試験会場になっているパソコンスクールの方を、某ネット企業の人事部の方にご紹介しました。(→バックナンバー

本日、そのパソコンスクールで訓練を受けていた身障者の方の就職が決まったというお知らせをいただきました。うれしい知らせ!

変わる学校、変わらない企業

 昨日は名古屋でお取引先7社(校)を訪問させていただきました。お時間をいただきました皆様に心より感謝申し上げます。

 学校(特に専門学校)の方とお話ししていて、18歳人口の大幅減少のなか、これまで以上に海外からの学生や社会人向けの教育ビジネスに入っていかざるを得ないというお話をお聞きしました。これは変わっていこうとする学校の例。
 企業の方とお話ししていて、なかなか休みがとれないという状況をお聞きしました。一週間の休みも、なかなか取りづらい、とか。これは変わらない企業の実態?

 名古屋からは夜9時10分の新幹線に乗ったのですが、荷物を動かして、席を空けてもらいました。隣には、フリーランスのキャリアウーマンらしき女性が座っていたのですが、窓わくには、缶チューハイが置かれていて、なんとなく複雑な気持ちになりました。女性が新幹線の中でアルコールを飲み、ぐったり疲れて眠っている。働く女性たちも、たいへんな状況にあるのかと思います。なかなか休みも取れないようですし。

 ストレス社会日本、でしょうか?

 

「心底悔しい思い」

 今日の朝日新聞朝刊(スポーツ面)の囲み記事(「自由自在」)に、元マラソン選手でスポーツジャーナリストになった増田明美さんの言葉が紹介されていました。「人間というのは、心底悔しい思いをしないとわいてこないエネルギーというものがある。」また、増田さんが出会ったコーチの言葉、「人はとかく良い結果ばかりを追い求めるが、良い結果というのは、生きていて幸せだと感じる時に自然と生まれるものだ」。
 スポーツ選手の言葉にしばしば共感を感じ、インスピレーションや励みを受け取ることがあります。彼らにとって、肉体の限界は我々ビジネスマンにとってよりもずっと早く訪れます。非常に短い時間的制約、身体という壊れやすい資本。彼らは綱渡り状態の個人事業主だと思います。
 半端な絶望を持っている人間は多いけど、心底悔しい思いをプラスのエネルギーに変えていくことができる人間は少ない。
 今日はこれから名古屋に日帰り出張!

今朝の富士はきれいだった。

6時に家をでたので、会社には6時25分には到着。台風が首都圏の空の大掃除をしてくれたのか、すっきりときれいな空でした。首都高速から富士山がきれいに見えたのですが、雪をかぶってすでに真っ白になっていました。朝、富士がはっきりと見える冬の季節に入ろうとしています。

パイロットが現れない?!

 先週、アメリカ国内のフライトで2時間出発が遅れました。サンフランシスコからユタのソルトレークに移動する際、使用する飛行機は準備されているのに、クルーの到着が遅れ、サンフランシスコ空港からの出発が遅れたのです。おかげでホテルに着いたのは、真夜中過ぎ。
 土曜日の朝、ソルトレークからロスで乗り換えし、予定通り日曜日の夕方に成田に着いたのですが、同じ日にソルトレークからポートランド経由で成田に着くはずだった社員は、ポートランドで乗り継ぎ便のパイロットが現れないという「珍事」があって、なんと一日ポートランドで足止めを食らったと連絡がありました。そのスタッフは、ユタに着いたときにも荷物が空港に届いていなくて、翌朝になってホテルにラゲージが届けられたということなので、散々な話です。
 先週はパイロットが居眠りしていたとかで、飛行機が240キロ飛び過ぎたという話がアメリカであったと聞いています。それも恐ろしい話です。
 機内にラゲージを持ち込む客が多くて、ちょっと閉口するのですが、アメリカ人の友人たちに言わせると、ラゲージがなくなるとたいへんだ、特に仕事関連の書類などがどっかに行ってしまうと本当に困るから、ということだそうです。ボクは幸いにも、ラゲージがいっしょに届かない(一度だけありました)という例をのぞけば、飛行機で荷物がなくなったというようなことはありません。
 飛行機も人間が飛ばしているので間違いもありえますが、パイロットが現れないというのは、悲劇というよりも、喜劇だなと思いました。

"The First Billion Is The Hardest" (T. Boone Pickens 著)

 アメリカからの帰りの飛行機の中で読みはじめた本です。『どん底から億万長者』というタイトルの本は、この本の翻訳本かもしれませんが、表紙のデザインはちょっと安っぽくなっている印象を受けました。
 日本では、80年代、ピケンズが小糸製作所の株を買ったことでマイナスの記憶を持っている人も多いかもしれませんが、日米問わず、大企業のサラリーマンとはまったく違う価値観と生き方をしてきた人です。まだ読み終えていませんが、印象は決して悪くないです。自分でリスクをとり、体を張って生きてきた人かと思います。
 ピケンズは、アメリカが海外(中東)の石油に依存することが、外交、防衛において危機的な状況を作り出していることを、身銭を切ってキャンペーンしています。石油マンのキャリアを持ちながら、代替エネルギー(風力、ソーラー)の開発に投資をしています。現在すでに80歳をこえていますが、そのバイタリティには敬意を表します。
 YouTubeにも彼の動画がかなりアップされています。


『正座と日本人』(丁宗鐵著)

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 今回アメリカに来る飛行機の中で読んだ本。「正座」の歴史を、医師である著者がたどったエッセイ。この本によると、正座が日本に広まったのは明治維新の時、国民意識を広めるためのようです。正座の歴史は案外短かったのだ!
 さらに、著者によると、正座は適度に時間を区切って行った場合、肉体および精神にとって効用があります。(例えば、集中力を高める、眠気が覚める、内蔵の負担が軽くなる、消化力が高まる、肥満を防ぐなどなど。)正座を「エクササイズ」として考えるべきだという提案です。
 腰痛のために始めたストレッチですが、出張先のホテルでも毎朝行っています。せいぜい10分程度ですが、いつも終わりは正座で締めくくります。
 この本を読むまで、ボクの短足、胴長は子供の頃の正座が原因かと思っていましたが、必ずしもそうでもないようです。

アメリカでの桐野夏生

 もうひとつ書籍の話題を書いておきます。日本の作家では、村上春樹に次いで、桐野夏生さんが知名度を上げていると思います。彼女の作品のファンとしては、うれしい展開です。

サンフランシスコ空港の書店で見た店員によるコメントです。
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読みづらいと思うので、書き出しておきます。

"After reading this book, Kirino has become my favorite author of modern-day Japanese thrillers. An absolutely awesome read! Highly recommended to read this and her others. "OUT" and "GROTESQUE".

かなり目立つところに置いてありました。

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ユタ訪問

 サンフランシスコ2泊後、昨晩は取引先訪問のためにユタに移動。サンフランシスコからの飛行機が2時間遅れたので、ユタのホテルに着いたのは真夜中を過ぎていました。われわれビジネスマンは体力勝負です。明日土曜日の飛行機で帰ります。日曜日の夕方に成田です。移動は週末に、そして月曜日から仕事。これからもしばらくは、こんなペースで仕事ができればありがたいです。
 今日は取引先の方たちとのミーティングのあと、ちょっと時間が空いたので、ホテルのそばの書店(Barnes & Noble)に連れて行ってもらいました。ここでは車なしではまったくなにもできません。写真は町と町を結ぶ道路。車に頼り切るここの人たちにとって、ガソリンの値段が上がることは生活から安定を奪っていくことを意味します。

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 どの町に行っても本屋にだけは足を運びます(自分でも書店中毒という病気だと思っています)。来月American Book & Cinema で発行することになっているビジネス本は、Knackという本です。今年発行したSmall Giants の著者による新刊です。日本語訳は、『経営の才覚』というタイトルになります。(→American Book & Cinema
Barnes & Noble でも、ビジネスコーナーにありましたよ!

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 同じくAmerican Book & Cinema で出した『ツールドフランス_勝利の礎』。ここの本屋でもサイクリングコーナーにはありました。
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Web 2.0 Summit 最終日

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World Wide Web (WWW) を作り出したこの人(写真左、ティム・バーナーズ・リー)はその発明に関わる権利を放棄することで富の代わりに世界的な名誉と尊敬を手に入れ、

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そのWWWを利用した検索技術で世界的なIT企業を作った若き共同創業者は巨万の富を手に入れました。(写真左、セルゲイ・ブリン)

なにも手に入れていないわれわれは、スポットライトを浴びる彼らの話を熱心に聞いていました。

サンフランシスコのボーダー書店で

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サンフランシスコのボーダーズ(本屋)の中で見かけたラブラドール。
2階に上がるエスカレーターに無理やり乗せられたときにはどうなるかなと後ろから見ていて心配になりましたが、写真の通り無事に上がることができました。(下りは大丈夫だったかな?)

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『ツールドフランス_勝利の礎』(アメリカン・ブック&シネマ刊)の英語版もちゃんとありました。

そろばん

 小学生の頃、母親の影響でそろばん教室に通っていました。「読み書きそろばん」の代わりに、今の時代は、「読み書きパソコン」だと言われますが、そろばんとパソコンはまったく異なるものなので、「読み書きそろばん+パソコン」と考えておいた方がいいのでは?
 時差のため眠れず、あるメルマガで知ったそろばんメーカーのサイトを見ていました。おもしろい活動をされているなと思いました。
トモエそろばん

Web 2.0 Summit

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20日お昼前にサンフランシスコに到着。ホテルにチェックイン後、すぐに今年のWeb 2.0 Summit 会場へ。
写真は、司会役のティム・オライリーとジョン・バッテル(1枚目)。Twitter (ツイッター)社長のエヴァン・ウィリアムズとジョン・バッテル(2枚目)。GE会長のジェフ・イメルトとジョン・バッテル(3枚目)。
モルガンスタンレー証券のアナリストのメリー・ミーカーのプレゼンテーションの中で、「アメリカでも今後、ケータイビジネスが主流になる。その未来はすでに日本で起こっている。」というコメントが印象に残りました。

Windows の歴史

Windowsの特集記事。
Windows の歴史

PTA

 最近名付けたのですが、ほどほどにしないといけないものの、頭文字を3つ集めて「PTA」(Pachinko、Tobacco、Alcohol)としました。昨日、いっしょにサイクリングしたKさんに言わせると、アルコールを加えると賛同者が減るだろうから、A=天下りとしたらいい、とか。
 弊社のように、喜んでいただく前に、お客様に少々苦労(=勉強)をしていただかないといけないビジネスとちがって、これらのビジネスというか商品は、その場ですぐにお客さんに「娯楽」や「息抜き」を与えているのかもしれません。でも、それらは必ず、時間やお金のロスとして跳ね返ってくるだけでなく、健康の面でもマイナスになることが多いように思います。3つのPTAの中で、ボクも、Aのアルコールとはお付き合いがありますが、それでもほどほどの淡いお付き合いかと思います(いっしょに飲む人からは強い方だと言われますが)。その他のPとTは、やったことはありますが、幸いなことに、学生時代、ほんのひとときのお付き合いで終わりました。会社では、PTAに気をつけろと、繰り返し言っています。
 カネと時間の自己管理をしっかりやること。ボク自身、まだまだマスターできていないですが。
 

楽しい動物病院

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こんなカラフルな動物病院だと、通うのも楽しくなるかな?!

荒川サイクリング

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今年初めてになる取引先のKさんとの荒川サイクリング。最高のサイクリング日和。
今年は腰痛のせいで数えるくらいしか走っていません。荒川沿いでも、いつの間にか、サイクリング人口が増えています。

2010年版「日本犬カレンダー」

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書店等では2010年版のカレンダーが売り出されています。
今日買ってしまった「日本犬カレンダー」。12月(誰かさんの誕生月)の写真は甲斐犬の小犬。ピンクの舌と黒毛、そして奥目のつぶらな瞳が最高にかわいい。田舎っぽい表情がまたいい。

アンチ・オバマのアメリカ人たち

 日本やヨーロッパでは人気が高いオバマですが、アメリカ国内にはオバマが大嫌いな人たちがたくさんいます。マスコミで煽動的な発言をして金儲けに励んでいる人たちがいるのは日本だけでなく、アメリカではもっとすごい規模で金儲けをしています。ユーチューブにもたくさんの動画がでているこのアメリカ人は、アンチ・オバマの急先鋒のひとりで、どちらというと貧困層、アンチインテリの白人を中心として人気があるそうです。本人は百億円単位の収入、パームビーチに豪邸、高級車のコレクションを持つとか。共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリンが大好きと公言するこの男のラジオトークショーを毎週2千万人のアメリカ人が聞いているそうです。アメリカの病的な現象の一つにしか見えないです。

 オバマのスピーチを英語教材として出版して儲かっている出版社があるようですが、アンチ・オバマの連中のスピーチも見ては? アメリカ国内の現実は複雑だなと思います。
 最初の動画はバーバラ・ウォルターズとのインタビュー、その次は彼のラジオトークショーの様子。



長崎での風景

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先日訪問した長崎。
長崎駅前の歩道橋上から撮った風景。平地の少ない長崎では小山の壁面さえも利用されています。それもお墓として。

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犠牲者を最小化し早急な戦争終結のために原爆投下は必要だったとする歴代のアメリカ政府の詭弁をあらため、広島、長崎の地で核兵器削減を宣言することこそ、ノーベル平和賞受賞者にはふさわしいことでは?

追記
明日土曜日の夜、フジテレビで始まる「ターミネーター」で、小社オデッセイコミュニケーションズのCMが流れます。

長崎と佐世保のお取引先訪問

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一泊で、長崎、佐世保のお取引先、その他企業を訪問。
写真は、お世話になっている
長崎純心大学の鈴木先生と吉原先生。恵みの丘の上にある素敵な学校でした。その他、長崎情報ビジネス専門学校、大栄コンピュータ学院などの皆さんにもご挨拶させていただきました。日頃のご愛顧、ありがとうございます。

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 平和公園。昼食ぬきでも絶対に来たかったところ。ここに来るのは、中学生の修学旅行以来。あの時から35、6年の時間が経っています。修学旅行らしき子供たちの集団をたくさん見かけました。
 午後、長崎からバスで佐世保に移動。1時間半以上も離れています。夕方にはこの地の某有名ショッピング会社に東京から転職したTさんを訪問し、会社内を案内していただきました。この会社とはいっしょに仕事ができればいいなと思っています。
夕食はTさんに地元の食材を使ったレストランにご案内いただきました。東京生まれ、東京育ち、大学、大学院以外は、ずっと東京のひとなのに、50歳を前にして、大きなキャリア上の決断をされたものだと感心。この地に腰を据えて仕事をするために、市内にマンションを買ったというのも立派な心がけだと思います。

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写真は、佐世保駅構内にある佐世保バーガー。正直言うとあまり食べたい気にならなかった。

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同じく佐世保駅構内にある「貧乏が猿(去る)」という石像。もちろん、頭をなでて、貧乏の神にはおとり引き頂くようにお願いしました。

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佐世保は軍港です。ここには造船会社もあります。アメリカ海軍の基地もあります。

『公務員大崩落』(中野雅至著、朝日新書)

 長崎出張の行き帰りの機内で読みました。

 ポッドキャスティング「アイデアエクスチェンジ」にもご登場いただいたことがある、兵庫県立大学大学院教授、中野雅至先生による、われわれ一般向けの本。前後して、論文『天下りの研究』(明石書店)も出されていますが、これはじっくり読まないといけない本。

 帯には、「奴隷化する公務員」、霞が関、地方自治体、特殊法人、三セク、全公務員必読!とあります。

 テレビのニュースをより深く理解するために読んでおいた方がいい本です。僕は公務員志望の学生たちと、その親御さんたちにこそ、薦めたいです。公務員、特に地方公務員ですが、自宅通勤で安定した人生を送ろうなんて思っている学生と親たちに、「喝!」。

アイデアエクスチェンジ「中野雅至さんの巻」

オリンピックと同時にノーベル賞も狙え!

 広島の秋葉市長が長崎の田上市長に声をかけて、2020年のオリンピック共同開催に立候補しようという話がでてきました。おもしろいと思います。東京でやるよりも、ずっと意義があるでしょう。もしオリンピック委員会に、金儲けだけでなく、世界の平和の達成に本当に貢献する気があるのであれば、広島長崎共同開催案を真剣に考えてもらいたい。宿泊施設などの問題が言われていますが、きっと解決方法はあります。
 そしてオリンピックだけでなく、広島長崎の市長たちには、もうひとつ大きな目標を設定してもらいたいです。それはノーベル平和賞です。突飛な考えだと言われそうですが、唯一の核兵器使用国の大統領であるオバマにノーベル平和賞が贈られるならば、世界で唯一の被爆国である日本の、爆心地である広島と長崎の市長たちが中心となって、2020年をめざして、世界的な核廃絶運動を起こし、彼らにノーベル平和賞が与えられることがあってもいいのではないでしょうか?
 こうも言えると思うのです。これまで日本の活動は、残念ながら、国際的な広がりと強さを持っていないのではないか?どうやったら、グリーンピースや国境なき医師団や、あるいはアムネスティのような組織を、日本から作っていくことができるのか。
NPO、NGO分野においても、日本のソフトパワーをどうやって世界に広げていくのかという大きな課題があるのではないかと思います。
 明日、出張で長崎、佐世保をお伺いします。

追記 広島の秋葉市長は、AFSの先輩です。(→オデッセイIT奨学金

丸の内起業塾の卒業生から歌手

丸の内起業塾の卒塾生からなんと歌手デビューする人がでてきました。福岡で行った第一期生(もう4、5年前になるでしょうか)のおひとり、濱田憲治さん。福岡は、エンターテーナーが多い。

はまだけんぢオフィシャルサイト

嬬恋ー素敵なひびきの地名

 話題の八ツ場ダム工事現場を見学しました。犬ならぬ、やじ馬たちがたくさん来ていました(この黒犬のオーナーも、そのひとりです)。黒犬たちといっしょに行きましたが、彼らにはまったく興味ないダム工事です。
 橋の一部が別々に立っている状態をみていると、システィーナ修道院の天井画を思い出しました(指と指をあわせようとしている場面)。現代のミケランジェロたちの仕事は、政治とカネの話で、さんざんな目にあっていますが。
 ダムの必要性といかに優れたプロジェクトであるかを説明する「やんば館」にも立ち寄ったのですが、(推進していくための)一方的な情報を流しているという印象を持ちました。一例として、ダムにはだんだん土砂がたまっていくのに、八ツ場ダムの場合は、100年後にそのたまった土砂をすくいあげて掃除するなんてことをビデオで宣伝していました。林業に詳しい知人は、日本のダムは土砂がたまると、台風などで水かさが上がったとき、たまった土砂をこっそり下流に流しているようで、だから台風のときに、川が土砂で汚れるのだなどと言っています。100年後のことなんて、管轄の役所も政治家も、「あとは野となれ山となれ」でしょう。
 どちらにしろ、50年にわたって、なんと無駄なカネを使ってきたことか。治水と言いながら、土木建設業と電力業界のために、税金をふんだんに使ってきたダム工事の必要性をぜひゼロベースで検討していただきたいです。

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 今回、黒犬たちとのドライブで、嬬恋にも足をのばしました。日本一のキャベツの生産地です。ずっと行ってみたかったところのひとつです。「嬬恋」は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、弟橘姫(オトタチバナヒメ)の死を嘆いて、3回も、「妻恋し!」とこの地で叫んだということから来ているそうです。群馬県のこの辺り一帯にひろがる「吾妻」という地名も、日本武尊が「わが妻や」と言ったことから来ているということです。ダム工事を巡る談合のうわさやら、どろどろとした賛成反対運動とはちょっと合わないほどロマンチックな地名です。
 黒犬たちにとっては、棚田の風景や道路沿いの野菜直売のおじいさんとの会話が楽しかったかな?!

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オバマに与えられるノーベル平和賞

オバマにノーベル平和賞が与えられると聞きました。核兵器廃絶にむけてのオバマのodeに、追い風を吹かそうというノーベル財団の意思表明でしょうか。
オバマはもうひとつ大きな挑戦を目の前にしています。それはアフガニスタンです。内戦状態にあるこの国からどのように撤退していくのか。
オバマが任期を終えるとき、ノーベル財団の応援歌は役割を果たしたのかいなか、そしてアフガニスタンがどのような状況にあるのか(いったい、何人の犠牲をはらってアメリカはアフガニスタンから撤退するのか)、過大な期待を持つことなく、悲観するばかりでもなく、見ていたいです。

WWOOF (ウーフ)

以前、NHKの海外放送で見たことがあるのですが、WWOOF (World Wide Opportunities on Organic Farms)に関する記事を先週19日(土)の産経新聞で見つけました。有機農場で(無料で)働く代わりに宿泊場所と食事を提供してもらう、イギリス発の仕組み。日本国内でも広がっている、とか。
WWOOF Japan

台風の日に遅刻しないで出勤する

 昨日、台風が関東地方を襲った朝、交通機関の多くが麻痺し、定時に出勤できなかった人たちが多かったことだと思います。朝早い電車であれば、遅れることもすくなかったようですが、ちょうど通常の出勤時に家を出た人たちは、たいへんな目にあったように聞いています。
 派遣社員と正社員は、こんな時に扱いに差がでてくるのでしょうか?つまり、正社員は、たとえ遅刻したとしても給料が特に減らされるわけではないでしょう。でも、派遣社員は会社について仕事を始めた時間から、勤務したと見なされるのでは?そんなところにもある意味正社員の甘えがあるのかもしれないし、ちょっと派遣社員の人たちはかわいそうだなと思います。
 うちの会社で言うと、普段から早く出勤している人たちの多くは、昨日も早くから会社に出て仕事をしていたようです。
 台風が出勤時刻前後に関東地方を襲うことが事前にわかっていて、普段よりも早く家をでて頑張って会社に遅刻しないようにした人たちは立派。(一部路線では、その意志はあっても、電車がまったく動いていなかったでしょうが)
 こんな話が、今夜いっしょに食事をした、かつては超体育会系だったという広告代理店の方たちとの話題にでました。(かつてこの会社の雰囲気としては、前夜、会社のそばのビジネスホテルに泊まってでも、翌朝遅刻するなというものだったとか。モーレツな時代だったと言えば、それまでですが)

アフガニスタン_ずっと興味がある国

ずっと興味がある国、アフガニスタン。アフリカの国々でさえも平均寿命が50前後あるというのに、アフガニスタンの男子平均寿命は46、7歳だとか。。バーミヤンの仏像が破壊された後、「アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ 」(マフマルバフ著)を読んで感動しました。
ロイターの写真を見ていても、アフガニスタンに生を受け、この地で生きていくことはたいへんなことだと想像できます。
アフガンに生きる人々

『日本人はなぜ日本を愛せないのか』(鈴木孝夫著)

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 3、4年前に新潮社からでている本です。言語社会学者である鈴木先生の一般向けの書籍はほとんど読んでいるファンの一人です。神戸往復の飛行機の中で読み終えました。このブログでも以前書いたのですが、偶然、ある食堂で鈴木先生がご家族と食事されているのを拝見したことがあります。とても愉快なおじいちゃまという感じでの方でした。
 この本でもこれまでの鈴木先生のご意見が繰り返しでてきますので、まだ鈴木先生の本をお読みになられていない方には入門書としてオススメします。
 ボクが一層鈴木先生に親しみを感じたのは、以下の文章です。
「私は昭和のはじめ、小学生だった頃に、クロという名をつけた小型の甲斐虎(日本犬の一種)を飼っていました。私はこの犬を近くに住む桝富(ますとみ)さんという老婦人から頂いたのですが、この方は書家であった私の父のお弟子さんでした。」なんと、鈴木先生も我が家の黒犬たちと同じ甲斐犬を飼っていらっしゃったのだ!鈴木先生のファンとしてはうれしいお話。

台風を気にしながら羽田・神戸往復

 大学の先生との昼食、そしてお取引先訪問のために神戸に日帰り出張。台風が日本に近づいているのが気がかりでしたが、フライトもそれほど揺れる事なく、無事に往復できました。これが明日であれば関西をもろに直撃のようですから、たいへんなことになっていたはず。
 神戸空港は初めて利用しました。確かに、神戸に行くには神戸空港は便利ですが、兵庫県には伊丹空港もあり、関西に、伊丹、神戸、そして関空と、3つも必要なのか、非常に疑問です。便利さはタダではなく、税金でまかなっていくのは難しくなっていくことが目に見えているはずなのに。すべての県が空港を欲しがるからと言って、それを許してきた国交省は航空行政に責任を取る気なんてまったくないのでしょう。
 訪問したお取引先のひとつでは、MOS Master のために、オリジナルでポスターを作ってくれていました。(写真)その他の試験会場の皆さんにも日頃からお世話になっています。心より感謝申し上げます。

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今年の総決算

 12月に発行予定の次号「オデッセイマガジン」のテーマは、「今年の総決算」にしようというご提案をいただいています。えー、もう今年の総括なんてシーズン?!うちの会社も来年はどんなプロジェクトに取り組むべきか、と考えていますが。
 ボクは今年どころか、もっと大きく括った総決算をやらないといけないステージになっているんです!なんせ今年12月で50歳の大台ですから。40歳になるときには感じなかったプレッシャーを感じます。もう人生の8割が終わってしまったかな、なんて感じているくらいです。でも、ボクの生きている間にやることができる、やるべき仕事の8割はこれからの10年、あるいは20年の間に起こるかなと思っています。これまでは自分のために生きてきたけど、これからは周りの人たち、後輩たち、そしてまだ会ったこともない人たちのためにも働かないといけないのかなと感じています。

カンファランスもウェブ2.0っぽく

招待状をいただいて、ニュースコーポレーションのルパートマードック氏のお話をお聞きする機会がありました。ニュース社傘下のダウジョーンズ社が、読売新聞と提携したことを記念してのイベントです。
遅くついたこともあり、一番前の席しか空いてなかったので、講演者からすぐのところに座りました。なるほど、この老人が「世界のメディア王」なんだと、ちょっと感心も。

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ボクがおもしろかったのは、ウェブ2.0の「ツール」。会議の参加者へのアンケートが途中、途中にあって、回答がすぐに表示されました。一番最初の質問は、2010年末の日経平均は、1 1万円円以下、 2 1万円から1万1千円の間、 3 1万1千円以上。写真のようなハンディ端末で回答し、結果はすぐに表示されます。

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一人の若者が業界を変えるすごさ

 日本では、スポーツの世界だけでしょうか、18歳の若者が業界を変えてしまうことができるのは。
 ゴルフには縁がありませんが、偶然、東海クラシック最終戦の17番ホールと18番ホールをテレビでみました。最近まで、女子プロがにぎやかだということくらいは知っていましたが、男子プロもそれ以上の人気になっているのでは?解説の岡本綾子が、石川遼選手のプレーになんども驚きの声をあげていたのが、印象的でした。

 新しい道を切り開いていく若者の姿は大人たちにも元気を与えてくれるから、若いヒーローの誕生は必要!

「きぼうのいえ」訪問

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 ホームレスの人たちのためのホスピスを山谷で運営されている山本雅基さんを訪問。山本さんには、丸の内インターネットラジオ「アイデアエクスチェンジ」にご出演いただいたことがあります。お会いするのは、去年小社のクリスマスパーティでお目にかかって以来。きぼうのいえの各フロアーをご案内いただいた後、屋上にある「聖家族礼拝堂」で1時間ほどお話をしました。
 小さな4階建てのビルの屋上にあるこじんまりとした礼拝堂の祭壇には、きぼうのいえで息を引き取った方達の遺影が飾ってありました。遺影の表情は、皆さん、普通のお年寄りといった感じなのですが、山本さんによると、きぼうのいえに入った頃は、険しく、厳しい顔だった人が多いそうで、なかには犯罪者みたいな顔つきだったのが、亡くなるときにはとてもいい表情になっていた人もいたとか。

 写真は、きぼうのいえの玄関に飾ってある、きぼうのいえの屋上の写真と、平和の祈り(アッシジのフランシスコの言葉)。

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 屋上から撮った写真。まわりには、「どや」と呼ばれる簡易宿泊施設(2000円前後で泊まることができる)があります。瓦屋根の家も「どや」のひとつ。

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 山谷の路地にはたくさん自転車が置いてありました。この町に住む老人たちの移動手段だそうです。路地を歩いていると、確かに老人たちの姿が目立ちました。若い女性の姿はあまり見かけませんでした。

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 きぼうのいえの近くには、平賀源内の墓地もありました。

アイデアエクスチェンジ「山本雅基さんの巻」
きぼうのいえ

Thank God It Is Friday!

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ようやく金曜日の夜です。オリンピックの開催地がどこになるのか気になります。でも夜中まで起きていられるかな?
今週末こそ、レイソルJ1残留がかかったホーム試合(のひとつ)を見に行きたいです。(明日土曜日午後)
それ以外は、写真の犬たちと、本を読んでいます。
どっちにしろ、今週もお疲れさまでした、皆さん。

教職員向けセミナーのご案内

 小社オデッセイコミュニケーションズでは、10月29日午後2時より、明海大学経済学部長兼キャリアサポートセンター長の下田直樹先生に、ご講演(「大学におけるキャリア教育と資格」)をお願いしています。キャリア教育、情報教育にご関心のある教職員の皆様のご参加をお待ちしています。

申し込みサイト

今週末からオデッセイの新CMが全国で流れます。

サンデーモーニング」。張本さんと大沢監督の「喝!」、「あっぱれ!」のスポーツコーナーで人気が高い日曜日朝の報道番組ですが、小社のCMが今週末の放送から流れます。(とりあえず年末まで予定しています。)8時から9時54分までの放送中、どの時間に流れるか分からないので、全部見てください!
秋田、福井など一部の県では、TBS系列の局がないみたいですが、他の系列局の番組で流すことを予定しています。(秋田や福井の皆さんにもぜひ見ていただきたいですから)