集中的なハードワークが必要な時

 7月14日号の日経ビジネス「終わらない話」に、吉野家ホールディングスの安部社長が「労働時間を限る弊害」というテーマで書かれています。以下のような点に大賛成です。

1 未来のリーダーを目指す人材には、集中的なハードワークが必要な時期がある。

2 量をこなして初めてつかめる仕事の勘所がある。量によって、質が向上する。

3 自己啓発意欲が強い人材は仕事に費やす時間が長い。同じ能力であれば時間数をこなした人が成果を出す。

 転職が一般的なことになっていますが、安部社長の書かれていることは転職にも当てはまります。転職した人は、最初の3か月から半年の間に、新しい職場で集中的にハードワークをする必要があるのではないかと思います。これまでさまざまな人たちを見てきましたが、転職しても新しい職場で活躍できる人は、入社後半年から1年の間に仕事にはげみ、量(時間)を質(結果)につなげています。