「新・知的生産術-自分をグーグル化する方法」(勝間和代著)
posted at 2008.04.11
イーグルスの歌に、"Life In The Fast Lane"という歌があって、歌の内容はよく覚えていませんが、タイトルだけはずっと記憶に残っています。この本の著者も、必死にFast Lane の上を走っているひとりでしょうか?
著者に共感する点がいくつか。「自転車での移動」、「テレビを見ない」、「睡眠は大切」、「PCやネットの活用」、「読書のすすめ」など。このあたりは僕もまったく同じ意見。でも、反対にちょっと感心しないのは、強烈な自己宣伝。また、「賢くない人が、賢い人からどんどん搾取される危険な時代」(本文中の言葉)の中で、勝者であることを宣言するかのような姿勢には、違和感を感じます。
著者は3人のお子さんのお母さんでもあるとか。僕の周りを見ていると、実家が近くにあって、子供の面倒を一部ご両親にお願いしているというお母さんたちもいます。著者はこれまでどうされてきたのかな?「知的・育児術」は次の商売のネタでしょうか?あと、ご主人も同じように、自分自身の「グーグル化」(この言葉の意味はわかったようで、よくわかりません)に励んでいるのでしょうか?
「IT時代のモーレツ・セールスウーマン」だなという印象を持ちました。
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