テレビ依存症

この前の『回顧談』に続いて、丸山眞男関連の本を読みました。『丸山眞男ーリベラリストの肖像』(苅部直著、岩波新書)。丸山の残した言葉は、日本の現状を理解するためにも、とても有効です。

ところでここ数日、ケーブルテレビのチャンネルのひとつである、「朝日ニュースター」の討論番組をいくつか見ています。朝日新聞系列のチャンネルなので、テレビ朝日の番組の再放送もありますが、このチャンネルでしか見えない討論番組も多くあります。一見、同じテレビではあるのですが、マスコミとしての一般チャンネル番組とは違った、ミニコミ番組として、本音ベースの話がでていて、おもしろいものがあります。

『NIPPONを斬る』という番組を見ました。メディアリテラシーと言えば新しいテーマのようですが、実は何十年も前からある、権力とマスコミの癒着の話が中心でした。

テレビ、特に民放を見ない、あるいは子供には見せないという人がもっと増えればいいのにと思っています。テレビ、ケータイ、パチンコの時間を減らして、山歩き、自転車、読書なんていう時間の使い方をする人が、もっと増えないものでしょうか・・・テレビ依存症、ケータイ依存症、パチンコ依存症、ブランド品依存症などなど、こんな依存症の人がちょっと多すぎるような気がするんですけど。

追記

この方も、僕と同じようなお考えのようです。

http://www.sbbit.jp/article/3977/?ref=0701158sbbit5