アメリカのオーディオ・ブック好き

Dscf0700 シアトルの空港で見つけたのですが、オーディオ・ブック専用の端末を試しに買ってみました。単四電池ひとつで動きます。イヤホンも付いていて、「あとは聴くだけ!」というのが売りのようです。

僕が買ったのは、スティーブン・キングの”LISEY’S STORY”という作品の朗読。約20時間分の音声が入っていて、50ドルほどです。取引先の役員の方も、”The World Is Flat” (「フラット化する世界」)はCDで聴いたということでした。アメリカ人は、自動車通勤する人が多いので、車の中でベストセラー作品を、「聴く」人が多いのだ、という説明をよく聞きます。日本人だって、地方の人たちは、自動車通勤だし、首都圏に住んでいるひとも、電車のなかで、朗読を聴くということだって可能だと思うんですが、本は、「読むものだ」という先入観が強いのでしょうか? 僕も、長時間のPCで目を悪くしてしまい、その上、本を読んで、また目を悪くしているのではないかと思います。ビジネス書なんて、情報として読んでいるわけだから、耳から聴くので十分だと思うし、文学書や詩集も、声に出して読んだり、耳で聴くという習慣をつけたほうがいいと思うんですが、いかがでしょうか?