YouTubeとEyeball 議論
posted at 2006.10.10
仕事で会う人たちは、YouTubeには、exit strategy はありえないようなことを言っている人たちがほとんどでした。Exit strategy、つまりどうやって現金にするのか、ということ。でも、グーグルによる買収が実現しようとしています。グーグルも、YouTubeも、同じベンチャーキャピタル(セコイアキャピタル)が投資しています。
ネットビジネスが誕生した頃、90年代後半によく聞いた言葉のひとつが、eyeball、つまり眼球、目。どれだけ多くの人間の目を集めるのかが、ネットビジネスの勝敗を決めるということ。YouTube に見られるように、どれだけ多くの人間のアクセスがあるかどうかが、今もなお、ネットビジネスのポイントであることに変わりはありません。もちろん、その方法論は、どんどん進化してきていますが。
悲しいかな、ネットビジネスはすべてアメリカが主戦場で、他の市場で起こっていることは、その派生現象でしかないようです。
最後に。買収に関して、喜びを隠し切れないYouTubeの創業者ふたりのメッセージが、当然のことながら、YouTube で見られます。
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