高齢化時代のスーパーヒーロー

8月13日(日曜日)の日経新聞の「マイバランス」というコーナーに、聖路加国際病院理事長の日野原重明さんのインタビュー記事がでています。やりたいことだらけなので、お金は全部使い切るつもり。お金を残してどうするのか、財産の相続なんて意味がない。そう、言い切っていらっしゃいます。

ちょうど、この数日前、日本で最大の消費者金融の創業者がなくなられました。消費者金融という新しいビジネス分野を開拓した実績、日本でも有数の資産家になられたこと、それはたいしたものですが、ある意味では、日野原先生とは対極に位置する人生を歩まれたのかもしれません。

日野原先生は、日曜日の朝のテレビにもでていらっしゃったようです(残念ながら、拝見しませんでした)。先生は、現在94歳。僕は今年47歳になりますが、まだ日野原先生の半分しか生きていないと思うと、まだあきらめずに、勉強できていないこと、実行できていないことに取り組まなくてはと思えてきます。

日野原先生は、高齢化時代の日本の、スーパーヒーローのお一人かと思います。