カイの入院
posted at 2006.07.29
昨日夕方は、カイを見舞いに。ケージから診察台に乗せてくれて、ガラス越しにカイを見たのですが、こちら側の部屋が暗くしてあるので、カイは気がついていない様子。カイが興奮しないようにという配慮。思っていたよりも、元気そうなので、少し安心。
ただ、今日も病院から電話。肝臓の調子がよくなさそうということで、検査をすることに。先生の話でも、カイは神経が繊細だとか。心配性だしね、アイツ。(見方によっては、いかめしい顔をしているのですが、顔に似合わず繊細)はやく退院させてあげたい。
今週はカイのことで大騒ぎになったので、少々疲れ気味。自転車も週末というのに、40分程度しか乗らなかった。
それで、もっぱら家の中で、読書。昨日、ある有名な、女性アパレルメーカーの社長さんからもらった本を読みました。この会社は、奥さんがデザイナー兼会長、旦那さんが社長という会社で、旦那さんは奥さんのプロデューサー。旦那さんから、創業の頃のことから、現在、銀座や青山に自社ビルを持つようになったお話を伺いました。本は、奥さんが有名女性誌とのインタビューをまとめたもので、自分の人生哲学を話したもの。信者とも言えるほどのファンがいらっしゃるようで、たいへん成功されていて、ニューヨークと東京を往復されています。
その他、『町長選挙』という短編小説集を読んでいるのですが、これがおもしろい。2004年に直木賞をとった奥田秀朗著ですが、コピーライター出身だけあって、読みやすいし、今風。ナベツネ、ホリエモンだとすぐわかる登場人物たちと、神経医の伊良部(このキャラクターがまた傑作)との会話がおもしろい。奥田秀朗のほかの本(『インザプール』、『空中ブランコ』)も読んでみよう。
それから、オライリー出版の本を何冊か注文。Web 2.0の提唱者として、ティム・オライリーも日本で有名になってきているけど、一番、伝わってほしいのは、オライリーの哲学や価値観の部分。いつものことだけど、海外のはやりものをもってきて、目先の商売の話だけになってしまうのが、日本の哀しい性だから。