中田ヒデがHBSに入る?

Dscf0421 中田の電撃的な引退のニュースを聞いて、46年前、衝撃的な自殺をしたあの作家のことを思い出しました。自分の哲学や価値観を、周りの人間たちに十分に理解されることなく、若くして引退、あるいは自らこの世から姿を消していったこの二人に共通する、生き方の美学とでも言えるものを、勝手に感じてしまいました。

ただ、中田はこれからビジネスの世界に入っていくようなこと、さらには、ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)に入学することを希望している、ということもウェブのニュースで読みましたので、中田にとっては、これから新しい「旅」が始まるということです。

僕がHBSに入学したのは、1985年、26歳の誕生日を半年後に迎えることになる夏のことでした。中田は、29歳だったと記憶していますので、まだまだ十分若い年齢です。僕はもうすこしビジネス経験をつんで、30歳に近くなってビジネススクールに行けばよかったかなと思うことがあるくらいです。

今日、社内外でお会いした女性たちの話をお聞きすると、皆さん、中田の生き方に共感なり、憧れを持っているようでした。日本の役所や会社の「村社会」のなかで、えらっそうなことを言っていても、世界を相手に体を張って生きているのかどうか、そんなところを日本女性はシビアに見ているのではないかと、思いました。

写真は、HBS卒業生対象の月刊誌最新号の表紙です。