雪の日の読書とJ-WAVE

朝から雪でしたので、今日は夕方まで家にいて、養老孟司先生の本を読んでいました。(「まともな人」、「こまった人」、どちらも中公新書)養老先生の本は、先生がベストセラー作家になる前、10年以上前にお話をお聞きしたこともあり、一般向けの本はほとんど読んでいます。この2冊の新書は、先生が中央公論に連載してきたエッセイをまとめたもので、先生の考え方がよくわかる、おもしろい内容の本です。本を読んでいて、線を引くのが癖なのですが、先生の本を読んでいると毎ページに線が!

こんな何気ない文章も好きです。

「世の中に比較すれば、自分個人なんてゴミの一粒である。それなら世の中がかわるより、その世の中を見ている自分が変るほうが、よほど大きな変化をもたらす。(中略) 長年お世話になった東京大学を辞めた次の日、私は外出した。天気のいい日だったが、それでもその日はそれまで数十年の私の人生の中で、いちばん明るい日だった。普段の二倍は空が明るかったのである。(ふだんの二倍、世界を明るくする方法を)私はその時に発見したのである。」

夕方からは、六本木ヒルズにあるJ-WAVEのスタジオに出かけていって、夜10時からの番組("MAKE IT 21")で、弊社オデッセイの事業や、須賀さんといっしょに行っている丸の内起業塾のことをご紹介。DJのショーンさんほか関係者の皆さん、出演の機会をいただき、ありがとうございました。

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