アメリカの中の日本語
posted at 2005.05.11
先週のカリフォルニア訪問のことをもう一度書きます。街を歩く時間がそれほどあったわけではないのですが、"midori"、"kaiten"というふたつの日本語の単語を使ったポスター掲示を見つけました。
一つは、緑色のカクテルの広告で、もうひとつはカイテンという名前のすし屋さんの案内です。一方は、ミドリという日本語をポスターのキャッチコピーとして使い、もうひとつは回転寿司からkaitenという言葉を、店名にしています。
この話しを、アメリカで育った日本人にしたところ、「スコーシ」という言葉を、使うアメリカ人がいて、一体なにをいっているのかと思ったら、「少し」という日本語だった。「スコーシ」という音が、なんとなくかっこいいのだろうか?と言っていました。
日本人も英語をちょっと会話に入れるのが、"cool"なのと同じように、アメリカ人も、会話のなかに少し日本語を使うのが、「かっこいい」時代になっているのでしょうか?
PS アニメに親しんでいるアメリカの知人たちは、ほとんどが、「かわいい」という日本語は知っています。
PS 2 今日の朝日新聞夕刊には、先日ご紹介した「定刻発車」作者の三戸祐子さんが、「遅れを許さぬ日本社会」というタイトルで、今回のJR西日本の事故に関する文章を発表されています。
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