アメリカの中の日本語

先週のカリフォルニア訪問のことをもう一度書きます。街を歩く時間がそれほどあったわけではないのですが、"midori"、"kaiten"というふたつの日本語の単語を使ったポスター掲示を見つけました。

IMG_0810 IMG_0826一つは、緑色のカクテルの広告で、もうひとつはカイテンという名前のすし屋さんの案内です。一方は、ミドリという日本語をポスターのキャッチコピーとして使い、もうひとつは回転寿司からkaitenという言葉を、店名にしています。

この話しを、アメリカで育った日本人にしたところ、「スコーシ」という言葉を、使うアメリカ人がいて、一体なにをいっているのかと思ったら、「少し」という日本語だった。「スコーシ」という音が、なんとなくかっこいいのだろうか?と言っていました。

日本人も英語をちょっと会話に入れるのが、"cool"なのと同じように、アメリカ人も、会話のなかに少し日本語を使うのが、「かっこいい」時代になっているのでしょうか?

PS アニメに親しんでいるアメリカの知人たちは、ほとんどが、「かわいい」という日本語は知っています。

PS 2 今日の朝日新聞夕刊には、先日ご紹介した「定刻発車」作者の三戸祐子さんが、「遅れを許さぬ日本社会」というタイトルで、今回のJR西日本の事故に関する文章を発表されています。