動物たちとの新しい関係

ペットビジネス、とりわけ愛犬家を対象としたビジネスに参入する企業が増えているようです。僕も、黒犬たちのパパであるビジネスマンとして、この分野に少々関心を持っています。

ただ、問題のあるビジネスを行っている人たちも多いようで、気になるところです。動物病院関係の方からお聞きしたのですが、六本木などの繁華街で、24時間営業のペットショップができている。ただ、ガラスのケースに入れられた仔犬たちは、十分な睡眠が必要なわけで、不夜城で飲み歩いている人間の大人たちと、いっしょの扱いを受けていては、健康に良い訳がない。

これはほんの一例で、ブームとなるペットビジネスの裏側では、問題も多発しているようです。

わが家の黒犬たちもそうですが、多くの家庭において、人間と動物たちとは、コンパニオンとして、いっしょに暮らしていくようになっています。そのような哲学に基づいて、動物のしつけや育て方をトレーニングしてくれる動物病院も増えてきています。

さらには、動物たちとの付き合いが、老人たちのこころに安らぎや張り合いを与えてくれたり、子どもたちに自然や生命に関して、考える機会を与えてくれることもあります。そのような観点から、動物との共生を考えている人たちも増えています。

コンピュータ相手のワークスタイルにどっぷりつかっていることもあるからでしょうか、黒犬たちと東京から田舎に逃げ出したくなることがよくある、このごろです。