日経新聞の読み方

また日経新聞のことを書いてしまいますが、夕刊の「ひと・街」の紙面に、「人間発見」というコーナーがあります。今週は、昨日から、慶応大学名誉教授(物理学)の米沢富美子先生が紹介されています。

僕は米沢先生のことは、存じ上げないのですが、96年にお亡くなりになられたご主人、米沢允晴さんには、生前なんどかお会いする機会がありました。日本でも最初のM&A専門の会社を、山一證券の同僚の方たちと、お作りになられて、数年の頃だったと思いますので、90年代始めだったはずです。いっしょにお仕事をさせていただく機会はなかったのですが、とても素敵な方だったことを覚えています。

ちょうど、今日の記事では、ご主人との出会いが紹介されていて(京都大学のエスペラント語の部で)、米沢さんのことを思い出しました。

日経新聞の読み方としては、邪道なのかもしれませんが、僕は経済記事よりも、人物にスポットライトをあてた、記事の方が好きです。どちらかといえば、朝刊では、学芸欄が好きで、「私の履歴書」なども、読んだりします。(同じページには、「失楽園」に続く、渡辺淳一の恋愛小説が連載されていますが、朝っぱらから読むには、これは少々「不適切」ですね!)

このごろは、新聞を読む人が段々少なくなってきているようですが、僕はまだまだ新聞や雑誌が好きです。もちろん、Google ニュースアラートなども、重宝していますが・・・