定刻発車

JR西日本で大事故が発生しました。先週、買ったばかりの本の一冊が、「定刻発車」(三戸祐子著)という、新潮文庫の新刊でした。「日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?」という副題がついています。交通図書賞・フジタ未来経営賞受賞(そういう賞があることを知りませんでしたが)という賞ももらっているそうです。まだ「つんどく」状況だったのですが、今回の大惨事を考える上で、次にはこの本を読もうと思っています。

それから、今日の日経新聞の夕刊(生活欄)に、「派遣社員ー正社員にステップアップ」という記事がでています。専門知識をいかして、派遣社員から正社員になるキャリアパターンが、広がってきているという記事です。オデッセイでも、派遣社員としてある期間働いていただいた後、正社員として新たに入社いただくケースがあります。また、紹介予定派遣から、社員として採用したケースもあります。派遣として働く理由(プラスの理由)はいろいろあるとは思いますが、一度は、一所で、じっくりと働くことをお薦めします。僕自身、会社を始める前に何社かでお世話になったのですが、これまでにつながる経験(人脈作りも含め)を一番させてもらったのは、7年間ほどお世話になったバンカーズ・トラスト銀行のような気がします。古い発想かも知れませんが、「石の上にも3年」やってみるという愚直さが、今の世の中、足りないように思うのですが、こんなことを言うのは、年をとってきた証拠なのでしょうか?!