知らない人と議論すること

小学校から高校卒業するまですごした町が、東京で行う「友の会」という昼食会に参加した。11時からスタートし2時までのイベント。昨年も参加。
いろいろな地方自治体は同じようなイベントを大都市圏で行っているのではないかと想像する。
思ったことを何点かメモしておきたい。

1 票のために参加している政治家、特に国会議員(政治家本人は出席しない。「公務多忙」だそうで秘書がいやいやでている)。かれらの出席は意味なし。
2 出席者にはいろいろな仕事をしていたり、それなりの地位にある人たちがいるのに、かれらの体験や出身地への提案を聴く機会が確保されていないのがもったいない。
3 こういうイベントの目的は何か?懇親会?いなかの関係者の東京めぐり?
4 町の関係者たちがひとつのテーブルに集まっている。もったいないなと思う。町会議員や役場の職員たちは、バラバラにすわって普段会えない人たちと同じテーブルに座って話をすべき。

3連休のなか日、せっかく時間をあけて参加しているのに残念だと思った。
知らない人たちと同じテーブルになって話をする、議論をすることに、慣れていない人が多い。
せっかくの出会いを自分の成長につなげ、所属する組織にとってすこしでも役立てることができる情報やアイデアを見つけることにつなげていくこと。

いちばんの取引先との関係

いちばんリスクがあると思っているのなら、その相手がいちばんの取引先になっている状態を早急に解消しなくちゃ。政治と経済をわけて考えましょうなんていうのは、都合のいい話だ。
取引をすること、取引ができることは、「だれにも邪魔されない権利」ではないのだから。
お互いの立場のちがいは言わないでもわかっていること。それをマジな顔して口にするから大ごとになる。あいまいにしておく方がいいことはたくさんある。勇ましいことを口にして、それで留飲をさげる人たちが支持者に多いのは問題だ。嫌いでもいちばんの取引先とはけんかしないのがいい。けんかをするのなら覚悟をきめ、国民にきちんと説明をし、多数のなっとくを得てから行ってほしい。国のリーダーが個人の「信念」で発言することの危うさを感じる。

65→66

先月は「無言」で終わってしまった!
今月ももう半分終わってしまい、毎日忙しい。アンナが返ってくると彼女の散歩で時間が取られる。でもこれが飼い主の責任だから、果たさないわけにはいかない。
来月で66歳になる。Age is just a number!と元気に口にする外人もいるけど、やはりAge is not just a number!だ。Age is heavy, age is pain, age is sad, age is a regret.

先月はとても親しかった先輩経営者でもあり、友人でもあった方をなくした。まだ72歳だった。この時代、72歳は「若い」。あと6年でぼくも72歳になるわけだから、もう時間があまりないことを想い知らされた。
あと1年半もすると「創業30年」にもなる。
一区切りにはちょうどいい数字かもしれない。30年というのは、just a number かもしれないけども。