映画「エルヴィス」

エルヴィス・プレスリーが亡くなったのは一年の高校留学から帰国した1977年の夏だったことは覚えていたけども、その時彼が42歳だったとまでは記憶していなかった。17歳の少年にとって42歳の大人は想像ができないほど大人の存在。
いま自分が62歳になり、エルヴィスがどれだけ若くして亡くなったのかということ、スターは若くして人生で行うべき仕事をほとんど済ませていたということを想う。
今夜、映画「エルヴィス」を観てとてもいい作品だと思った。エルヴィスが革命的なアーティストだったことを実感したし、彼の歌、歌い方をあらためて聴きなおしてみたいとも思う。
エルヴィス役のオースティン・バトラーが目茶苦茶かっこよくて、エルヴィスのマネージャー役のトム・ハンクスがカネに汚い悪役で登場し、かれも年老いたなと思った。