16歳のおじいちゃん

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愛犬クウ太郎が今週16歳の誕生日を迎えました。これまでさんざん苦労をかけてくれてありがとう!君のおかげで手に傷は受けるし、早朝の脱走劇で警察のお世話になるし、毎月の動物病院通いで時間とお金はかかるし、まあ、手のかかるワンコ。
君がいるから毎朝の散歩もあるわけで、すこしは僕の健康管理にも貢献してくれているかな。でも、家のなかでのウンチとおしっこはほどほどにしてくれよな。
君の仕事はこれからも長生きすること。それが一番重要な君の仕事だからね。

残り2ヶ月

2019年も11月に入り、残り2ヶ月弱。
そして来月の誕生日でボクも60歳の大台に乗ってしまいます。ああ、イヤだ、嫌だ!
自分のこともそうなんだけど、もっと気になっているのは、我が家のクウ太郎君。今月迎える誕生日で彼も16歳。人の年齢で言うともう80歳は越えているのではないかと思います。
この1年ほどでめっきり弱くなったのが足腰。家の階段を上がることができなくなってきて、特に「下り」がだめ。足の踏ん張りが効かず、どどどーと、転げ落ちてしまいそうになるため、抱き抱えて降りて行きます。

2015年8月16歳と半年で亡くなったカイ(♀甲斐犬)はボクが海外出張から帰ってくるのを待つかのように、帰国した翌日に月へと旅立って行ったのですが、カイが最後に見せてくれたのは命あるものすべてがたどる老化から旅立ちへの過程。今、同じようにクウ太郎(♂甲斐犬)が、老いていくことはどういうことかを、日々の生活の中で教えてくれていて、これまで以上にクウ太郎への気持ちが強くなっていくのを感じます。散歩に出かけ、無事ウンチをしてくれると、ほっとするなんてことも。老犬の介護はたいへん!

今年に入って、オーディオブックを聴く時間が増えています。
昨年、英語のオーディオブックのAudibleの会員になって以来、毎月英語の本のオーディオブックを一冊聴くようにしていますが、半年前からは日本語のオーディオブックを展開している、オトバンクのAudiobook.jpでもいろいろな本の朗読を購入しています。この1、2ヶ月で、『日本の思想』(丸山眞男)、『リークワンユー、世界を語る』、『知的生産の技術』(梅棹忠夫)、『夜と霧』(ヴィクトール・フランクル)、『ローソクの科学』(ファラデー)、『戦争と平和第一巻』(トルストイ)などなど。ボクは今のベストセラーよりも、古典的な本の方が好きなので、購入するのは岩波系の本が多くなってしまいますが、書店で平積みなっているような本もオーディオブックになっているので、audiobook.jpで、チェックしてみてください。
オトバンクの創業者の上田君には、かつて、「アイデア・エクスチェンジ」にも出てもらったことがありますし、今週も一緒にランチをしたりしていて、応援しています。

今年も残り2ヶ月。クウ太郎と一緒にがんばります。