カモシカ、懐古園

ニホンカモシカのファンです。インスタグラムでも各地のカモシカファンの写真を見ながらひとり悦に入っています。浅間山周辺にもカモシカが出没しているとのことで、この週末は思い立って浅間山荘(かつての事件とは関係なし)の登山口から登山道をすこしだけ歩いてみたのですが、そう簡単にカモシカに会えるわけではなく、上から降りてきたマジに登山をやっている人たちに尋ねてみました。3組の登山者に聞いてみたところ、一組からは見かけたという声がありましたが、残りの人たちもカモシカは見かけなかったということでした。あとで山荘の方から聴いたところでは、カモシカを見かけたという若者たちは獣医大学でカモシカの生態を研究している人たちで、カモシカがどのへんにいるのかもよくわかっている人たちだとか。
でも今年はあきらめずに浅間山周辺を歩いてみようと思います。腰痛はありますが、無理のない程度でハイキングをするのは精神衛生上もいいですし、下手な写真撮影も楽しみの一つです。
カモシカに会えなかったので、小諸市内まで下りて行って懐古園の中を初めて歩きました。もう閉園の時間が近く、島崎藤村が教えていた小諸義塾の記念館のみを見学。明治時代の向学心の塊のような学校で当時の小諸の人たちの熱い気持ちに感動しました。島崎藤村の「夜明け前」を読んだのはもう30年くらい前のような気がしますが、せっかく小諸に行ったからには「千曲川のスケッチ」くらいは読まなくちゃ。と思ってアマゾンをチェックすると、キンドル版が無料でダウンロードできました。
「千曲川のスケッチ」を読んでまたカモシカを探しに小諸に出かけたいと思います。
3月も今日で終わり、明日からは4月!

小諸義塾記念館
→小諸義塾