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「日本海(その深層で起こっていること」(講談社ブルーバックス)

著者は長野の上田生まれらしいので、生まれは山国といっても間違いではないのに、専門は化学海洋学。
太平洋側で生まれ育ったぼくだから一層感じたのかもしれないけど、日本海の歴史(日本列島の誕生と同時進行であった日本海の成立)、日本の歴史、気候、文化への影響など、読んでいてとても関心を惹かれるテーマの連続。
富山県が作った『環日本海・東アジア諸国図(通称:「逆さ地図」)』 (B1判、1/450万)の紹介があって、さっそくこの地図を注文することにした。

日本人論というとすぐに農耕文化とか、百姓根性だとか、士農工商の話になって、ぼくはちょっとうんざりしている。なぜ、漁師は「士農工商」に含まれていないのか?明治以降、太平洋側の発展ばかりが話題になるけど、日本の歴史に「裏日本」が果たしたい役割を正当に評価しているのか?

日本海というテーマで読んでみたいなと思った本をアマゾンからリストアップしてみると、結構な数になった。例えば以下の通り:

1日本海繁盛記 (岩波新書)
2 日本海学の新世紀〈6〉海の力
3 日本海と北国文化 (海と列島文化)
4 古代の日本海文化―海人文化の伝統と交流 (中公新書)
5 海の史劇 (新潮文庫)
6住まいからみた人と神の生活 (シンポジウム・古代日本海域の謎)

日本海側の町といえば、今年は山形の酒田にも行ってみたいし、山口県の萩にも行ってみたい。体調が良くなってまたサイクリングできるようになったら、能登半島や佐渡島のセンチュリーライドにも参加してみたいものだ。