春を望む。

2月初旬から腰痛になりこの一ヶ月ほど、さんざんな毎日が続いています。先月は数日会社を休むはめになりましたし、今月は予定していた海外出張を二つ、キャンセルすることになりました。自分の中では、飛行機に乗ることがストレス解消にもなっているところもあるので、泣く泣くあきらめました。。
鍼灸に通い、整形外科でもらったクスリはきちんと呑み、できるだけ早く良くなる努力はしています。脊柱管狭窄症という病名を言われているのですが、なんど見てもこの漢字の組み合わせって、憎々しい漢字のオンパレードだな!

これまでも何度も腰痛になっているのですが、さすが50も半ばほどになってきたためか、これま以上に回復に時間がかかっているような気がします。こうやってだんだん体力も抵抗力も回復力も落ち、そしてすこしずつ最期に向かって人間は歩んでいくのか?

この腰痛になるまでは、冬が大好きと公言していましたが、天候も腰痛には関係しているせいで、今日のように春めいた一日だと、すこし良くなったような気がしてきます。早く暖かい春になってくれないものか。桜の季節になると、腰の調子もかなりよくなりそうだし、気持ち的にも軽くなるかな。

腰痛で呻いているこの間、漫画や絵本にちょっとこっています。先週実写の映画も始まった『銀の匙」は9巻まで読んで、残るは10巻と11巻。絵本は、知人から教えてもらった『あらしのよるに』。20年ほど前にでた絵本のようですが、最近初めて知りました。「あらしのよるに」の第一巻から、「まんげつのよるに」の第7巻まで、とても楽しみました。50も半ばになろうとするのに、メイとガブのおとぎ話に感動してしまった!この絵本、どの年齢の人たちが読んでいるのだろうか?絵本の体裁をとっているけども、かなり上の年齢の人が読んで心を動かされるストーリーになっているように思うんだけど。もしかして一番感動しているのは、純真さを失った自分自身を自覚している大人たちかな?!ガブのやさしさと孤独に耐える力を持ちたい。