ペットたちといっしょに生活できる日

 我が家もそうですが、ペットの犬たちは家族の一員になっています。決して優秀とは言えないかもしれない我が家の甲斐犬たちも、苦しい時もうれしい時も一緒に過ごしてきた仲間でもあります。毎日めんどうなことをしてくれる彼らは、楽しみも与えてくれる存在です。

 東日本大震災で被災され、愛するペットたちを亡くしたという方たちもたくさんいらっしゃるのではないかと思います。当然と言えば当然なのでしょうが、犠牲者の中にはペットたちは数えられておらず、津波がさらっていったペットたちはきっとかなりの数になるのではないかと想像します。

 運良く、ペットたちを救うことができた家庭でも、家をなくしてしまったなら、ペットたちといっしょに生活することはかなり難しくなっているはずです。避難所ではペットたちといっしょにいられないということで、我慢して自動車の中で寝泊まりする人たちがいるという記事を読みました。避難所ではペットには存在場所はないのだろうと思います。夜、犬が好きでない人たちからすると、吠える犬は睡眠妨害でしかないでしょうから。

 ペットたちといっしょに生活できる日がまた来ることがあれば、それは復旧が成果を上げてきたというひとつの現れのようにも思います。被災された方々に、そんな日が早く来ることを祈っています。