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Everyone needs to be in love.

 1月4日の朝日新聞朝刊にすごくいい話がでていた。ノンフィクション作家、小林照有幸さんの「どんな高齢者政策よりも『恋愛』」という話。

 簡単に紹介すると、恋は、恋する人間すべてに、生きる意欲と希望を与えてくれる。たとえ70歳、80歳になろうとも、恋愛は「若いころのように燃え上がるような」気持ちを与えてくれる。それどころか、高齢者の恋愛は、死を意識せざるを得ない分だけ若い人以上に、純粋で情熱的でありうる。
 どんな高齢者政策よりも、根源的な福祉策になる可能性を秘めているのが恋愛である。なぜなら、
1 究極の健康増進法である。(恋人ができると、例外なく元気になる)
2 生活の文化度が上がり、社会性が身につく。(おしゃれや身だしなみ。連絡のためにケータイやPCを使う人が増え、新しい機器を使いこなそうとする意欲も出てくる)
3 沈滞気味の日本経済にも活を入れる効果(交際を始めると、高齢者もお金を使うことが増える)

 そして最後にこんなコメントを残されている。「高齢者の恋愛の実態を知るにつれ、私は、老いることへの恐れがなくなった。寂しい灰色の世界、と思っていたみちには、最後の一歩まで希望の灯がともっている」と。

  一見、まったく違うように見えて、河合薫さんの以下の記事は、小林さんの話に共通するものをもった記事だ。
希望喪失の時代に必要なのは、「開国」よりも「開心」元年

 それは人生は独りで生きていくには寂しすぎるというシンプルな真理。