『ケースで学ぶ実践起業塾』(日本経済新聞出版社刊)

 友人というか先輩の須賀さんが共著者のお一人として参加されている本。帯には「身の丈にあった事業の興し方を伝授!」なんてありますが、中身はかなりハイレベルの本です。この手の本は、実は一度起業したあとに読んでみると、中身がよくわかります。経験前と経験後(進行中も含む)とでは、理解度は天と地くらいの差があります。
 それでも、スタートする前に、このような本を読んでおくべき。
須賀さんは第5章を担当していますが、第1章、第6章を担当している瀧本さんにもなんどかお会いしたことがあります。おふたりとも経験豊富な起業家向けアドバイザーです。
 ちなみに、アメリカン・ブック&シネマから出している『経営の才覚 ― 創業期に必ず直面する試練と解決』。アイティメディアを創業された藤村さんには、「会社を始める前にこんな本を読んでおきたかった」と言ってもらいました。

経営の才覚
アメリカン・ブック&シネマ