オリンピックと同時にノーベル賞も狙え!

 広島の秋葉市長が長崎の田上市長に声をかけて、2020年のオリンピック共同開催に立候補しようという話がでてきました。おもしろいと思います。東京でやるよりも、ずっと意義があるでしょう。もしオリンピック委員会に、金儲けだけでなく、世界の平和の達成に本当に貢献する気があるのであれば、広島長崎共同開催案を真剣に考えてもらいたい。宿泊施設などの問題が言われていますが、きっと解決方法はあります。
 そしてオリンピックだけでなく、広島長崎の市長たちには、もうひとつ大きな目標を設定してもらいたいです。それはノーベル平和賞です。突飛な考えだと言われそうですが、唯一の核兵器使用国の大統領であるオバマにノーベル平和賞が贈られるならば、世界で唯一の被爆国である日本の、爆心地である広島と長崎の市長たちが中心となって、2020年をめざして、世界的な核廃絶運動を起こし、彼らにノーベル平和賞が与えられることがあってもいいのではないでしょうか?
 こうも言えると思うのです。これまで日本の活動は、残念ながら、国際的な広がりと強さを持っていないのではないか?どうやったら、グリーンピースや国境なき医師団や、あるいはアムネスティのような組織を、日本から作っていくことができるのか。
NPO、NGO分野においても、日本のソフトパワーをどうやって世界に広げていくのかという大きな課題があるのではないかと思います。
 明日、出張で長崎、佐世保をお伺いします。

追記 広島の秋葉市長は、AFSの先輩です。(→オデッセイIT奨学金