職業教育特化型「新大学」

 中央教育審議会が、職業教育に絞った「新しい大学」を創設する方針を打ち出したという記事が、朝日新聞朝刊の一面に出ています。これって、実態を追認しようとするものかとも言えます。現実、多くの大学が、中途半端に職業教育に重点を置いた教育に傾いているように見えるからです。現在ある大学の多くは、学力的に見ても、高校の延長、あるいは高校のやり直しと言った方がいい学校が増えているようです。あまり勉強が好きではない学生で、高校のあと、すぐに働きたくない子供たちには、「新しい大学」の方がいいのかもしれないです。
 もしこの「新しい大学」のカテゴリーができると、現在ある専門学校との棲み分けは、どうなるのか?「新しい大学」の中身は?