体温と不況の話

 この前読んでいた本に、健康法のひとつとして体を温めることがあげられていました。その本によると、体温が一度下がると免疫力が30%下がるそうです。体温一度程度でもそれだけの影響があることに驚きました。

 話は飛んで経済のことなのですが、週末の銀座を歩いていて、本当に日本は「百年に一度の不況」なのかどうか、わかりませんでした。話題のH&Mをみて、そのあと、zara、ユニクロとのぞいてみました。普段、定点観測しているわけではないので、今日の銀座が普段からすると人通りが少ないのかどうか、モノが売れていないのかどうかよくわかりません。
もしかして、体温が1度下がると、免疫力が30%も低下するのと同様、現在の「不況」レベルは1度程度の低下の結果、30%ダウンなのかもしれません。ただ、これをもって「百年に一度の不況」というのでしょうか?少なくとも東京に関しては、まだまだ「百年に一度の不況」とは言えないのではないかと感じています。
 銀座と言えば、ブランド品ですが、シャネル始め、高級ブランド品の売上げは、「3割、4割ダウンは当たり前」となっていると聞きます。(黒犬はそんなブランド品にはもともと縁がないので、売れようと売れまいとどうでもいいのですが)
 百年に一度の不況は、こんなレベルではないと想像しています。これからさらに体温が2度、3度下がることだって、あるのではないかと危惧しています。言葉に酔っている暇があれば、ビジネスを伸ばすため、もっと知恵を出し、もっと体を動かすべきだと思っています。われわれはわたりのお役人さまたちと違いますから。

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