80年代だったから

 昨晩は、ビジネススクールの知人たちと新年会。86年、87年の卒業生たちが集まりました。90年代半ば頃から、アメリカのビジネススクールにおける日本人の存在が薄くなっているという話になりました。留学生の中では、インド、中国の学生が、そして教師側でも、インド人教師の存在が大きくなっているとか。
 思うに、ボクみたいに凡庸な学生が、ハーバードビジネススクールに入れてもらえたのは、80年代、Japan As Number One なんて本が真剣に読まれ、日本企業のケースが授業の中でもいくつも取り上げられるという、日本にとって、もっともハッピーな戦後の一時代だという背景があったからこそ。
 なんだかんだと言って、1980年代というのは、おもしろい時期だったです。