年金の支払い記録をめぐる日英政府の違い

 きのうは、金融界で働き始めた頃(1980年代後半)お世話になった、某メガバンクにお務めだったNさんと昼食。お会いするのは数年ぶり。当時30代後半だったNさんも今年57歳、でも、当時とあまり変わらないかな。
 Nさん、ロンドン支店で4年ほど働いたことがあって、その間、年金掛け金を支払っていたそうです。そのままになっていたそうですが、ある方から、小額だろうけど、その掛け金に対して年金が払われるのではないかとお聞きし、イギリスに連絡したところ、きちんと支払い記録を確認し、こうすれば、これだけの年金が受け取ることができますよと、丁寧な連絡があったそうです。
 反対に、結婚まで某財閥系の企業に務めていた奥さんは、掛け金の支払い記録がまったく残っていなかったとか。
 日英政府の違いに、心底、憤慨されていました。日経新聞朝刊では、「ザ厚労省」という特集がスタートしていますが、中身を読んでいると、暗澹たる気持ちになってきます。