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医療関係者だって「自分を休める時間」が必要だ

この前、久しぶりに風邪を引いたことを書きました。数年ぶりに風邪を引いたのですが、病気になることにもいいことがありました。たとえば、一日会社を休んで、寝たまま本をずっと読んでいたり・・・。

今日の朝日新聞朝刊「医療再生へ」という特集記事で、「疲れ果てる勤務医」の話が紹介されていて、先週お会いした方の話を思い出しました。あるクリニックの方ですが、「自分たちは病気になったときにも、簡単に休むこともできない」ということでした。その方は医者ではないのですが、クリニックで事務方の責任者として、一日、二日の休みさえもなかなか取れないとか。人の病気の面倒を見るのに、自分が病気になっていては、これぞ本末転倒ですが、そんな話が至る所にあるようです。

本末転倒といえば、こんな話をお聞きしました。ある患者がリハビリにクリニックに通っていて、台風の日にもその患者が来るということで、医者も事務方も、台風のさなかに出勤しないといけない。でも、そもそも、台風の日にも動き回れる患者のために、どうしてそこまで無理しないといけないのか疑問に思ってしまう、とか。

医者や病院に、医療サービスの提供以上のものを、際限なく求めるのは、あまりにも酷だと思います。

今日の朝日の記事では、「日勤→当直→日勤」と36時間連続勤務なんて、信じられない話が紹介されています。知り合いの方も、本当に休みが取れないと、ぼやいていました。

医療関係者にだって、休む時間は必要。以前、「学会参加のため、○○先生は、今週はお休み」なんて貼紙を読むと、「学会なんて本当なのかな?!」って思うこともありましたが、「休暇で休みます。」と素直に言うことを許してくれない社会では、方便を使うのも仕方ないかもしれません。

だらだら仕事をしない。過度のサービスを良しとしない(しばしば、日本はあまりにも過度のサービスを求めすぎると思います)。あまり他人に頼らないで、自分でできることは自分でする。休む時間は自分への投資でもある。そんな風に考えています。時に、本当に必要な無理をしないといけない時があります。普段は、緩急をつけた仕事の仕方をしていないと、時々の無理が絶対にできません。

そして、バランスが取れた仕事の仕方のためにも、PCやインターネットをもっと活用したいと思います。

社内で、「一週間休んで、合計10日間のヨーロッパ旅行に行きます」なんて話を聞くと、先週お会いした方が「なかなか休めないので、海外旅行といっても近場のアジアしか考えられない」とおっしゃっていたことが頭に浮かびます。その方も、近いうちに、10日間のヨーロッパ旅行ができないものでしょうか?