イランでは犬が忌避されている?

週末、NHKのEテレで録画したイランの現状に関するドキュメンタリーをみました。フランスのチームが作った番組で、"Everthing Forbidden/Anything Possible" というタイトル。(→番組案内はこちら)「すべて禁じられているけど、なんでも可能」。宗教国家として社会的に厳しいルールが多く、女性も一歩外にでるときには肌を露出するような服は禁じられているわけですが、家の中では欧米の女性と全く変わらないような服を着用している様子をカメラは紹介していました。もっとすごいのは、アルコール、麻薬など、見つかるとむち打ち刑、ひどい場合には死刑になるようなことまで、危険を冒してまで行っている若者たちがいること。
犬と生活しているぼくとしては気になったのは、犬をコンパニオンとして飼うことがイランでは忌避されていること。それでも犬を飼っている人たちはたいくさんいるようで、深夜こっそりと犬を外に連れ出す人たちをカメラは紹介していました。
ニューヨークに住むイラン人の知人にこの番組のことをメールすると、イランでは通りや公共の場所で犬を連れているのを取締りの警官に見つかると、(犬が)殺されることもあるということでした。

イランはアメリカとの関係が非常に悪く、経済制裁をずっと受けていますが、長い歴史もあり優秀な人たちが多い国で(ニューヨークの知人もそんな優秀な人たちの一人)、一度行ってみたいところではあります。