スコットランド銀行発行の紙幣にでている日本

今日で8月も終わり。リオ・オリンピックが終わったころから秋の気配を感じるようになりました。

7月5日付けのFT(Financial Times) のコラムのなかで、スコットランド銀行発行の20ポンド紙幣に、日本人土木技師が印刷されていることを初めて知りました。
その技師の名前は、渡邊 嘉一(わたなべ かいち)。1858年3月22日(安政5年2月8日) - 1932年12月4日。日本土木史の父と呼ばれるといるそうです。
スコットランドのグラスゴー大学で土木工学を学んだあと、数年イギリスで仕事をしたようですが、その間、Forth 橋の工事で大きな役割を果たしたということです。
その辺のことは、グラスゴー大学のHPにもでています。(グラスゴー大学HP

さらに驚いたことがありました。
渡邊嘉一に関するウィキペディアの記述によると、彼と愛人との間に生まれた子供は、のちに指揮者となる朝比奈隆だという話。

ニュースダイジェストという会社のHPにも、渡邊に関する話が紹介されています。(ニュースダイジェスト