変えようのない「国の習慣」

アメリカのヴァジニア州で、テレビ中継中のレポーターとカメラマンが、同じ地元放送局につとめていた元同僚に射殺される事件が起こった。
殺されたふたりは白人で、殺害後自殺をした犯人は黒人。過去この放送局に勤務していた頃、人種差別に関して繰り返し行った刺激的な発言のため解雇され、そのことを恨みにもっての反抗と言われている。
銃社会と人種差別、アメリカの持つこのふたつの「宿痾」だけは救いようがないように見える。人間にどうしても変えられない「習慣」があるように、国にも、どうしても変えようのない「習慣」というものがあるということだろうか?もちろん、日本には日本の、哀しいほどの宿痾といえる「国の習慣」があるんだけども。

銃社会アメリカの持つ暴力性、破壊性が恐ろしい。