プロとは?

柏のネルシーニョ監督が突然の辞任表明。今シーズン、リーグ戦の戦績がぱっとしない柏。昨日鹿島に1−3で敗れた直後の一方的な辞任発表だった。「失敗につぐ失敗が敗因。こういう負け方はプロとして受け入れがたい。」「チームを3位以内にするのが私の使命。上に上がるチャンスを取りこぼしてきたのは何かの理由がある。」

この前大宮をクビになったべルデニック監督も、日本人選手について、「プロであれば、選手はやる気を自分で持つべき。監督が選手をやる気にさせないといけないというのは、プロではない証拠。」というような発言をしていた。

ネルシーニョも、柏の選手たちに、プロの選手としてのなにかが欠けているという趣旨のことを言っている。それはなにか、聞いてみたい。

今年、柏の試合は、2試合見ている。どちらもひどい試合だった。一試合目は、4月13日の甲府戦(アウェー)で1−3の負け。二試合目は、5月26日国立であった浦和とのホーム試合。この試合は2−6でボロボロにやられた試合で、後半、腹が立った僕は途中で退席してしまったくらいだった。過去、ネルシーニョの魔法と言われてきたのに、一体、どうなっているのかというのが、この2試合の感想だった。

結局、魔法の言葉に反応してくれない選手たちに、魔術師がさじをなげたということか?

プロ意識という意味では、なにかが足りないのは、スポーツ選手だけじゃない。