映画『マリアブラウンの結婚』

大学生の頃一度見たことがある映画。

1979年西ドイツの監督ファスビンダーによって制作された。監督のファスビンダーは37歳で亡くなっている。渋谷のイメージフォーラムが期間限定で再上映している。今朝、11時15分の回を観に行くと、僕と同じように30年以上前に観たであろう、今は50代以上の人たちが半数程度いた。

ドイツの戦後体験を背景にした映画。今、自分自身が50歳を過ぎて、この映画の主人公たちのことをもっとよく理解できるようになったし、ずっと身近に感ずることができる。主人公のマリアブラウン役のハンナ・シグラがいい。