今日、信じられないほどうれしいことがあった。

 1976年から一年間、アメリカのアイオワ州のハンプトンという小さな町の高校に通っていた時、ホストファミリーに加えて、とてもお世話になったご家族のお孫さんが、ツイッターで僕を見つけて連絡をとってくれた。お世話になった方たちとは、1977年からお会いしていない。もう30年以上の時間がたった。おじい様にあたる方はもう93歳だということだから、特にお世話になったおばあ様にあたる方はきっと80歳をゆうに越えていることだろう。30数年前、お二人はきっと50代から60代になろうとされていたはずで、いまの僕は当時のおふたりの年齢に近づこうとしている。
 お孫さんは僕の名前をおばあ様からなんども聞かされていたと知りとてもうれしかった。お孫さんにあたる女性は日本の大学に来ていて、今年の6月までは横浜にいるということだから、きっと近いうちにお会いするだろう。
 インターネットはいいことばかりじゃない。どちらかというと、この頃、マイナスの面が目立つように思っている。でも今日みたいなことがあるとインターネットの力がとてもうれしい。もう会えないかなと思っていたし、もしかして、すでに亡くなられたのではないかと思う事もあった。まだお元気だと聞いてうれしい。きっともう一度お礼を申し上げるようにと、天が用意してくれたことなのかもしれない。今年はきっとアイオワに行くことになる。