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「東京には獲物が跳ね回っている」って。

 某地方都市で起業し、現在は地元だけでなく東京にも拠点を構えて、全国展開している企業を顧客としてビジネスをされている方と、昨日、昼食をした。その方によると地方都市にはビジネスの獲物が少ない。見つけるための努力がたいへんだ。そもそも獲物がいないのではないかと思うことさえもある。ところが東京に来ると、ここにもあそこにもという感じで獲物がいる。地方に閉じこもっていないで東京にでてくるべきだ、とおっしゃっていた。
 また東京の未来の姿は地方にあるかもしれない。その主旨は、東京もどんどん高齢化が進んで、いまの地方都市のように老人ばかりが目立つ、活気のない街になっていくのではないか、と。
 僕もこの数年全国各地のお取引先を訪問しているけども、東京以外の町はたいへんそうなところが多い。高知や松山に帰ると、こんな感じだったかなと思うことがある。小さい頃、もう30年以上も前のことなのだけど、子どもの僕の目にはもっと松山や高知は輝いていたような記憶がある。
 東京以外の方が生活の質はいいのかもしれない。でも金を稼ぐという意味では、東京は日本で一番いい市場だろう。ただ、東京も人材の面からは案外だめだ。人材の幅、深さ、専門性、まだまだ十分ではない。東京でさえもそうだから、地方ではいい人材を見つけていくのはたいへんだと思う。それが起業を一層難しくし、企業の発展の大きな障害になっている。東京でも起業時の人材募集はたいへんなんだから地方はもっとたいへんだろう。

 それでも前に進んでいかないといけないのだけど。