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金とドル。

 8月24日付けのWall Street Journal で読んだ記事です。 
しばしばインフレ・ヘッジとして買われる金(ゴールド)ですが、あるアメリカの調査会社が1978年からのデータを調べたところ、インフレと金の相関関係は思われているほど強い関係がないようです。正の相関関係の場合、1、負の相関関係の場合、−1。0はばらばらの動きで関係なし。調査によると、金とインフレの相関は、0.08ということなので、かなり弱い関係。
 インフレと関係ないとなると、金の価格に影響をあたえているものはなにか?それはドルだそうです。過去30年、ドルと金の相関関係は、−0.65だそうです。つまりかなり強い負の相関関係があります。一方が上がると片一方は下がり、一方が下がると片一方が上がるという関係。
 もしこれが正しいとすると、今後の金価格はドルに対する信任次第。
 
 われわれ日本人にとって問題なのは、たとえ金価格が上がったとしても、金の値段がドルベースだということ。金価格の値上がり分は、ドルの値下がりで帳消しになりがち。