460人のオートバイ選手たち

 年配の方が多いとある賀詞交換会で税理士事務所に勤務するという方から聞いた話。日本の代表的な公営ギャンブルは、競馬、競輪、競艇、そしてオートバイレース。この最後のオートバイレースというのを初めて聞きました。(以前聞いたことはあったかもしれないけど、記憶になし)そのオートバイレースの業界には460人のプロ選手が在籍していて、稼ぐ選手は一億円以上稼ぐとか。今日お話しした方は、オートバイレースの選手の確定申告などをお手伝いしているそうです。
 競馬は武豊みたいなスターが何億、何十億って稼いでいるみたいですし、確定申告なんてしていないウマさんたちは生涯賃金ならぬ生涯賞金何十億なんてケースもあるのでしょう。
 でギャンプルやパチンコ、カジノなどに縁のない僕がびっくりしたのは、460人ものプロのオートバイレーサーがいるということ。下位の選手たちは、何百万円の年収だと思いますが、それでも食っていけるのであれば、なんと日本は恵まれているんだと思います。だって、(こういうと失礼かもしれませんが)オートバイレースは農業のように必要なものではなく、社会の豊さというか、多様性のひとつ、それも重要性からいうとかなり下のほうに位置するのでは?と思ってしまうのです。
 オートバイレースに460人、もっとメジャーな馬、自転車、そしてボート、これらを合わせると、一体何人のプロたちがいるのか?さすがギャンブルにも不況の陰が覆いつつあるようですが、公営ギャンブルの規模からするとまだまだ日本は恵まれていると思います。