『無頼化する女たち』(水無田気流著、洋泉新書)

以前ご紹介した『黒山もこもと、抜けたら荒野デフレ世代の憂鬱と希望』の著者。(→バックナンバー)「みなした・きりう」という、女性にしてはちょっと摩訶不思議なお名前(ペンネームですよね)。
本の帯には、「負け犬」、「おひとりさま」、「カツマー」¨…これがニッポン女子の無頼道!とあります。
ご本業は、詩人(第11回中原中也賞受賞)、そして社会学者。
この本で、社会学的に分析されたニッポン女子のことをちょっと勉強させてもらいました。
文章や選ばれた言葉もリズム感やスピード感があって、読みやすいし、気持ちがいいです。
この方、将来は上野千鶴子さんの後を継ぐ、代表的女性学研究者になるのでは?なんて期待しています。