Studs Terkel の死

 昨日、シカゴのラジオDJで著作家でもあったスターズ・ターケルが死んだことを、在日米軍向けのラジオ放送で知りました。96歳。ボクが20歳代によく読んだアメリカ作家の一人です。『死について』、『仕事』、『アメリカン・ドリーム』、『インタビューという仕事』、『よい戦争』など、翻訳された本は、かなり読みましたし、英語の本も何冊か読みました。
 彼は、ボクが思うアメリカの素晴らしい価値観を、ずっと、表現し続けた人でした。人種差別やマッカーシズムなどの赤狩りには、大反対だったので、生きてオバマが初の黒人大統領となるところを見て欲しかったようにも思います。
 でも、4日の大統領選挙で、本当に、オバマが大統領に選ばれるのかどうか。アメリカに黒人の大統領が生まれたら、それは本当に歴史的なことだと思います。
 YouTubeのスタッズ・ターケルは、2003年に、カリフォルニア州立大学バークレー校での講演からです。すでに90歳を越えた年齢で、これだけの滑舌なのには、驚きます。