恐慌の足音

 きのうは泊まりで新潟訪問。初めての新潟、日頃お世話になっているお取引先の方々にお会いでき、勉強になりました。新潟で泊まったホテルでは、オープン30周年記念ということでしょうか、新米のコシヒカリ(450グラム)をいただきました。新潟は、お米、魚がおいしくて、最高です。
 で、今朝8時台の新幹線で帰ってきたのですが、10時半過ぎに東京に着いて、会社の近くにあるビックカメラに立ち寄ってみると、どうも人(客)の姿が、普段の週末よりもかなり少ない印象を持ちました(午前11時前後)。その前に立ち寄った、三省堂(有楽町店)でも、立ち読みをしている人の姿も心なしか、少ない。(ここでは、今話題になっている副島隆彦著「恐慌前夜」を購入。ちなみに、三省堂のスポーツコーナーでは、『ツールドフランス_勝利の礎』(アメリカンブック&シネマ刊)が、何冊か棚に立てて置かれているのを見て、うれしくなりました。三省堂さん、ありがとうございます!)
 きのうは、ずっと新潟でお取引先を何カ所か訪問していたので、株式市場が再び暴落し、ドル円が90円台に一時なっていたことなどは、後で知りました。これだけ株が下がると、急速に心理状況が悪化しますね。海外市場が全滅状況で、相対的に傷ついていない日本に海外のお金が緊急避難先として入ってきているのかもしれませんが、輸出で支えられてきた日本の景気なので、日本の景気もこれからかなり悪くなるのではないかと思います。年末のボーナスは厳しいだろうから、ビックカメラの年末商戦も厳しくなるだろうね。
 新潟で泊まったホテルには、コリアンエアーのクルーたちの姿がありました。クルーだけでなく、韓国や中国からの観光客の姿もありました。ここ数年、日本にたくさん来ていたアジアの観光客も、これから減っていくのではないでしょうか。ラスベガスを抜いたと言われていたマカオも、客足が遠のいていると聞きます。
 世界全体、パーティ・モードから、お葬式モードに入ってきているように見えます。