Is this the selling climax?

 日本人ノーベル賞受賞者の朗報が続いていますが、株式市場は「ボロボロ」です。弊社担当の若手証券マンは、「入社以来、初めて経験するマーケットです。」なんて言っています。いま、われわれが見ている相場は、10年、あるいは20年に一度あるかないかのマーケットです。ボクがビジネススクールを卒業した1987年にも、「ブラックマンデー」がありました。その後、90年代、日本の株式市場は10年間にわたって、「植物人間状態」でした。若いうちに、厳しいマーケットを経験すること、その中で、人間がどのような心理状況に陥り、どのような行動をとるのか、しっかり観察すること。それがいい勉強になるはずです。
 今日の日本の株式市場(終値は、9203円)に関して、麻生総理は、「普通じゃない。想像を絶する。」と言ったとか。英語にselling climax という表現があります。定義は、A period of very high volume and sharp downward movement in the stock market. A selling climax generally signals the end of a prolonged bear market. Also called climax. あとから振り返ってみた時、定義通り、パニック売りの終わりの段階だったのかどうか。それは、only time will tell. (時間がたってみて、わかること)
ピンチはチャンスになりえます。ボクらも、このピンチを新しいチャンスに変えていきたいな。