資源高は永遠には続かないけど

 昨日は、高崎にある専門学校のトップの方を訪問。昨今の学生事情をお聞きしましたが、「モンスターピアレンツ」の話にはあらためてあきれます(差し障りもあるから、具体例は書きませんが)。昨晩は、テレビでも、まさに「モンスターピアレンツ」という番組名のドラマが始まったとか。
 振り返ってみると、バブル経済まっさかりの1980年代後半から始まって、戦後の日本社会のモラルの空洞化や劣化は、この20年で、相当進んでしまったんだろうと思っています。心のありかた、家族関係だけを見れば、今の日本って、江戸時代なんかではなく、戦国時代の乱世だと思うんだけど。
 1970年代の狂乱インフレのことをまだ覚えているからかもしれませんが、石油をはじめとする資源の値上がりは永遠に続く訳ではないと、ある意味、腹が据わっているつもりです。自動車が乗れなくなれば、自転車に乗るからね!
 でも、モンスターピアレンツ、モンスターキッズの話みたいな、心の話はちょっと心配。「野村ノート」ではないけども、多くのことは、気持ちの持ち方、考え方、心のあり方から始まるものだから。
 「忙しい」という字は、「心を亡くす」ということを表しているけど、日本はカネ儲けだけで来たので、まさに心をなくしてしまたのかもしれない。(なんてことを書くようになると、僕自身、年をとった証拠かな?!)
 一度、アブダビとかドバイに行ってみたいと思っています。今の資源高に浮かれている中東マネーが、バブルのときの日本のように、どんな愚行を行っているのか、それとも賢く将来に備えて投資を行っているのか、自分の目で見てみたいです。