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「糞便を垂れる土偶」

「殿様やその一族は、百年の無為徒食ですっかり無力化し、国政は家老がにぎり、その家老一族も貴族化して家老の家老が実権をにぎり、それもまた、逸楽に馴れて、世のうさわではどの人物も、糞便を垂れる土偶同然になっている。」 (司馬遼太郎著『国盗り物語1』より)

 サブプライム問題へのアメリカ政府の対応が非常に早いことに感心する友人が多いです。それほど問題が深刻なのかもしれません。対岸の火事かと思いきや、日本の金融機関でも問題が噴出しつつあります。日本の政治・役人たちが内向きの議論ばかりしていることとの差が目立ちます。

 この国が、斎藤道三ならぬ、諸外国から見たとき、「糞便を垂れる土偶同然になっている」レベルまで落ちていないことを祈っています。企業も国家も、すべての組織は緊張をもって精進していかないと、いつ足をすくわれるものか。