丸の内には文化とともに、精神的な空間を

今朝の朝日新聞経済面に、三菱地所が丸の内に歴史的建造物である三菱一号館を復活させるという記事がでています。「買い物の次は文化を」(木村社長)ということだそうです。賛成!

 お願いできるのであれば、「文化」の後は、ちょっと取り扱いが難しいのですが、ある種の宗教的、精神的な空間を作ってもらえないでしょうか? 精神的に無になれる、心を落ち着け、整理していく、そんな空間を人間は必要としていることを強く感じています。丸の内だけではありませんが、心静かに自分を振り返ることができる空間を持つ日本の街はほとんどありません。

 金沢の21世紀美術館に「タレルの部屋」という、最高に精神的な空間があります。あのような空間を作ってくれると、三菱地所は街づくりにおいて、世界的な評価を得ることができると思うのですが、木村社長、いかがでしょうか?