メダカの集団

 日頃お世話になっているあるソフトウェアメーカーの方との夕食ででた話題です。「和して同ぜず」という言い方が日本にはあるのに、今の日本は、どうしてこうも同じでないと不安になるひとが多くなってしまったのか?いろいろと議論しても、結局みんなで仲良くやろうと言って、誰も決断やコミットメントをしようとしない。まるでメダカの集団になっているのではないか・・・

 メダカの集団は、一見仲良くやっているようで、実は付和雷同で弱々しいものたちの集まりでしかないです。特に、そんな集団に後ろから付いていったとしても、ろくな事はないというのが、僕の考えです。僕の経験では、メダカの集団の先頭なんて、たいしたことを考えていないです。集団の先頭はなにか考えているのだろう、知っているのだろうなんて思って後から付いていく後方集団のメダカたちには、いいことが待っていることなんて、あまりありません。自分で考えて行動すること。僕も日本の教育の産物として、メダカの集団の一員かもしれないので、自分で考えていくことだけは忘れないようにしたいと思っています。