教育の目的

今年で6回目になるIT-EIを、丸ビルで開催。詳細は、IT-EIのHPに後日発表させていただきます。

ご講演いただいた皆さんのお話をお聞きしながら、(情報教育だけでなく)すべての教育の目的ってなんなのか、って考え込んでしまいました。ここで「教育の目的」なんて難しい話に、答えが出せるわけではないのですが、僕が考えるいくつかの目的。

1 個人が、精神的にも、物質的にも、豊かな人生を送ることができるための教育。

2 個人を「自由」にしていくれる教育。(英語でいうLiberal Arts=リベラル・アーツというのは、まさに個人を啓蒙し、偏見や囚われからの自由を目指したものだと思います) 

3 将来生きていく=仕事をしていく、そのための教育。

国の立場からすると、すぐに「責任を果たす国民」なんてことになるのでしょうが、国民のために国があるということを同様に強調して欲しい。国からそんなこと、聞いたことあります?!

文科省も含めたすべての学校関係者のコミュニティは、かなり閉ざされたものになっていて、ダイナミックに変化している世界、特に経済界のことを、どれだけ理解されているのか、とても不安になります。富を創造していくことが、国力の基本だと僕は強く信じています。新しい産業を産み出す力、そんな教育であってほしいです。